2025.04.28
雪が多くても安心!札幌で建て替える家の屋根・断熱のポイント|雪国に強い住まいをつくるコツとは?
こんにちは。
スマイルホームの水口です。
スマイルホームでは千歳市・恵庭市で注文住宅、リフォーム、リノベーションを行っている会社で、子育てママを応援する家づくりとしてデザインと家事動線、性能を重視し、長きにわたり愛着を持ち続けることができる住宅をお施主様と一緒に作り上げます!
今回は「雪が多くても安心!札幌で建て替える家の屋根・断熱のポイント」についてお話いたします。
■ 札幌の家づくりは“雪”と“寒さ”への対策が必須!
札幌市では、例年12月〜3月にかけて1メートル前後の積雪があり、建て替えの際には以下のような課題があります:
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屋根の雪下ろしが大変
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落雪で隣家や歩道に影響が出ることも
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冷気や結露による光熱費の増加
➡ これらを解消するには「屋根の形状・構造」と「断熱設計」がカギになります。
✅ 雪国で安心の屋根形状・構造の選び方
◾️ ポイント①:落雪リスクを考慮した屋根形状
札幌では、**「無落雪屋根」や「片流れ屋根」**が人気です。
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無落雪屋根(フラット屋根):屋根に雪を載せて断熱効果もUP。落雪の心配が少ない。
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片流れ屋根:片側に雪を流すことで、雪の落とす方向をコントロール可能。
➡ 周辺環境(隣家や道路)に配慮しつつ、雪下ろし不要の暮らしが実現できます。
◾️ ポイント②:屋根構造は「断熱×耐雪性」が重要
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**屋根断熱は厚さ200mm以上(吹付け or 高性能グラスウール)**が標準
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通気層をしっかり確保し、屋根内の結露を防止
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スノーストップ(雪止め)や雪庇防止金具の設置も検討
➡ 暖かさと建物の耐久性を両立させる設計が求められます。
✅ 札幌の冬に強い「断熱設計」の工夫とは?
◾️ ポイント①:UA値0.34以下が雪国の基本
UA値(外皮平均熱貫流率)とは、家の断熱性能を示す指標です。
北海道(1地域)では、UA値0.34以下が省エネ基準とされており、それ以下を目指すことで、
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暖房効率UP
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光熱費DOWN
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冬でも冷えにくい快適空間
が実現します。
◾️ ポイント②:トリプルガラスと基礎断熱で“冷気ゼロ”の室内へ
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トリプルガラス樹脂サッシで窓からの熱損失を大幅カット
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基礎断熱+床下暖房で、足元から冷えない住まいに
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24時間換気は熱交換型で、室温を保ちながら湿気を外へ排出
➡ 暖かさと空気のきれいさを同時に叶えられます。
🏠 実例紹介:札幌市北区・I様邸
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建て替え前:築43年、屋根からの落雪と寒さに悩まれていた
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建て替え後:無落雪屋根+断熱等級6(UA値0.29)の高性能住宅
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トリプルガラス、基礎断熱、床下パネルヒーターを採用
「冬でも室温が安定していて、雪かきの心配がなくなり本当に楽になりました」とのお声をいただきました。
■ まとめ:雪と寒さに負けない家づくりには“先を見据えた設計”が大事!
札幌市のような雪国では、建て替えをする際に
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雪下ろしが必要ない屋根設計
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落雪や隣家への配慮
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冬も快適に暮らせる断熱性能
を最初から考慮して設計することで、将来的な安心と快適さを両立できます。
スマイルホームでは、札幌の気候や暮らしに合わせた屋根構造・断熱性能・雪対策まで、トータルにご提案しております。
家づくりでお困りのことありましたらお気軽にご連絡ください♪
本日はここまでとなります。
ありがとうございました。