工事日誌

2021.08.10

注文住宅をお考えの方にバルコニーをつくるポイントを紹介します!


こだわりの注文住宅で、どこかほっと一息つけるようなプラスアルファの空間を作りたいと考えている方は少なくないでしょう。
バルコニーは、日常にほんの少しゆとりを持たせてくれる素敵な空間ですよね。
今回は、注文住宅でバルコニーを設置する際に気を付けておきたいポイントについていくつかご紹介します。

□バルコニーとベランダの違いは?

バルコニーというとおしゃれな響きですが、実際にはベランダとの違いがよく分からないという方も多いでしょう。
バルコニーとベランダの違いは、屋根があるかないかです。
ベランダには屋根があり、日本のマンションやアパートの場合は構造的にベランダがあることが多いです。
一方バルコニーには屋根がついておらず、どちらかというと一戸建て住宅に見られることの多い解放的な空間となっています。

ではバルコニーのメリットとは何なのでしょうか。
バルコニーがあると、洗濯物が干せます。
2階のバルコニーで洗濯を干せば、陽当たりも良く通行人の視線を気にかける必要もありません。

また、洗濯物に加え、手すりに布団も干せます。
太陽のあたたかい匂いを感じながら眠れるのもささやかな幸せだったりしますよね。

バルコニーでは家庭菜園を楽しむのもいいでしょう。
陽当たりのいいバルコニーでなら、プランターを使用すれば植物を育てるのにちょうどよい環境が生まれます。
他にも、ゴミの一時保管や一時的な避難場所確保に適しているというメリットもあります。

□バルコニー計画時にはここに注意!

一見魅力的なバルコニーですが、実際にバルコニーを取り付ける前にいくつか注意点があります。
まずその設置目的と使用頻度を考えることです。
バルコニーでバーベキューしたいと考えていても、年中屋外を使えるわけではありません。
夏の日差しが強い季節や、梅雨の季節などにはバルコニーの出番はあまりないといえるでしょう。

実用性の面でいえば、排水設計やメンテナンスも考慮しなければならないポイントです。
バルコニーの排水管が詰まってしまうと、排出しきれなかった雨水がベランダに溜まり雨漏りの元となってしまいます。
水栓やコンセント、防水工事のメンテナンスの必要性も知っておきましょう。

さらに設置場所にも検討を重ねてください。
屋外の風景を楽しみたいと考えても、バルコニーを設ける方向やカットしたい視線にも気を配ってください。
いざ設置してみたら思いのほか景観が人工的であったり、プライバシー面に不安が残ったりしてしまいます。

□まとめ

バルコニーで過ごす時間は特別なものですが、設置の際にはその実用性やメンテナンスのことも考えておきましょう。
生活条件や家族の嗜好にあったバルコニーで、毎日に彩りがプラスされるといいですね。
千歳市でこだわりの注文住宅に住みたいと考えている方は、お気軽に当社にご相談ください。