工事日誌

2021.06.26

注文住宅で寒さ対策をしたい!そんな場合におすすめの床暖房とは?

注文住宅をご検討中の方で、できるだけ冬の寒さを無くしたいとお考えの方がいらっしゃるでしょう。
そのような方におすすめなのが、床暖房です。
床暖房は、冷えやすい床を温めてくれます。
そこで今回は、床暖房の種類とメリットやデメリットをご紹介します。

□床暖房の種類にはどのようなものがある?

そもそも床暖房とは、床下に設置してある熱源で部屋を温める暖房器具です。
温められた熱が床を伝って、壁や天井に反射して部屋を温めてくれます。
このような床暖房には、2つの種類があります。

1つ目は、電気ヒーター式です。
これは、床下に電熱線ヒーターが入れられているパネルを設置するものです。
電気の熱で温められます。
その熱によって、部屋を温めます。

2つ目は、温水循環式の床暖房です。
これは、床下に配水管が設置されているタイプです。
水をボイラーで温め、温まったお湯を床に張り巡らされた配水管を循環させます。
電気式の床暖房と比べると、初期費用は高いですが、ランニングコストが低くなります。

□床暖房のメリットとデメリットをご紹介

上記では、床暖房の種類をご紹介しました。
ここからは、床暖房をつけるかどうか悩んでいる方のために、メリットとデメリットをそれぞれご紹介します。

*床暖房を設けるメリット

1つ目のメリットは、安心できる点です。
ヒーターやストーブと異なり、火傷するような高温にならないため、火傷の心配がありません。
そのため、お子様がいらっしゃるご家庭にはおすすめです。

2つ目は、冷えやすい足もとが暖かいことです。
冷たい空気は下へ、暖かい空気は上に移動します。
そのため、足元は冷えやすくなってしまいます。
床暖房は、冷えやすい下方部から温めてくれるので、足が冷えることがありません。

3つ目は、部屋を広く使える点です。
床暖房は、床自体が暖房器具のため、ストーブやヒーターのように場所を取りません。
そのため、部屋を最大限に広く使えます。

*床暖房のデメリット

デメリットは、メンテナンスが大変な点です。
温水循環式床暖房を使うと、配水管の中の水分が減ってしまうため、年1回使用前に不凍液を補充します。
また、性能を維持するためには5〜10年に1回は、全入れ替えを行う必要があります。
このように、維持していくのにコストがかかるのがデメリットと言えるでしょう。

□まとめ

今回は、床暖房の種類とメリットやデメリットをご紹介しました。
床暖房には、電気ヒーター式と温水循環式のものが存在します。
床暖房は、火事の心配がないため安心して使用できます。

当社は千歳市を中心として、注文住宅を承っています。
疑問点がある方はご相談を受け付けています。